ギリシャラムを素材に使った、ハードコアキャップ。ビザールの世界では、定番アイテム。
ミリタリーフィギュアではドイツ軍の親衛隊系を中心にいくらでも市販されていますが、なぜかこの手のシンプルなハードコアキャップは私の知る限りまったく市販されていません。(だから、やむなく自分で作ったわけですが!)
ビザールクイーンのハードコアキャップは、まず素材にこだわりました。帽子のツバ部分と顎のストラップは、リアリティを追求してカーフ。特に、ツバは微妙な厚みが必要なので自社加工で創り出しました。
それらをシャープなエッジを利かせたハードなイメージに仕上げるために縫い、プレス、しつけなど手の込んだ工程をひとつずつ手作りで仕上げていくため、数えるほどしかできません。それだけに、手作りの温かみを感じていただけるでしょう。
そんなビザールキャップですが、ひとたびフィギュアに被らせると、その与えるパワーはご覧のとおり!これが、1/6のミニチュア?まるで、1/1のハードコアの世界そのままじゃないかッ!と、このページの写真をご覧になって感じられた方も多いでしょう。
実際、撮影中に立体として彼女たちが実際にステージに立っているのを見ると、照明にリアルレザーのナイフのように切れる光沢感に思わず見とれてしまいます。このシズル感を平面の写真でしかお伝えできないのが実に残念ですが…
さて、このビザールキャップは通常のハードコアスタイルと、映画などでおなじみのドイツ軍のUボート艦長がよくやるテールダウンスタイルの両極端のスタイルを、気分次第で簡単に変えることができるのでお好みのスタイルをお楽しみいただけます。
ハードコアスタイルのわかりやすい例として、警官役のアルパチーノが殺人事件の潜入捜査中にだんだん、自分自身がハードゲイの世界にハマッていくという映画”クルージング”でハードゲイたちが着用しているハードコアキャップのイメージになるようにデザインしました。
目深にかぶるために急角度の短いツバ、一切飾りの無いシンプルなレザーオンリーのキャップに高さを抑えた天頂、そしてその上にチンストラップをかけたテールアップのキリッと引き締まったスタイルです。
それに対し、天頂部を全体に後ろへスライドさせてテールをあえて下げる、いわば少し情けないルーズなイメージがUボート艦長たちのスタイル。SS親衛隊やエリート陸軍の規律美にたいする反抗心から、Uボート艦長たちは、あえて規律を無視しルーズな伊達ファッションを追求しています。
ハードコアキャップは、チョイ斜めに目深にかぶるのが小粋なわけで、それだけに、ビザールクイーンがかぶるとご覧のとおりシビレルほどのオーラがでます!限定販売ですので、お早めに!