クールガールのハイヒールを作る




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クールガールの6インチハイヒールを作る(最終編)

クールガールの6インチカスタムハイヒールのパーツの拡大図ランナー部分も0.8mmに修正した結果、切り離しやすくなりました。

微修正完了~ようやく完成。究極の1/6サイズの6インチピンヒールです。

     さて、微修正が必要だということがわかって急遽修正、切削した結果がこれです。さすがに、パーツの保持ランナーが0.8mmまで細くなりましたので、これなら、切り離すときも問題ないでしょう。簡単に、ニッパーで切り離すことができそうです。あと、バリ取りも細いランナーになったおかげで、ヤスリがけの手間が楽になりました。

     このように、PC画面上での製作だけでは、机上論でしかありません。思いがけない不便な点などは、やはり、実際に、作ってみないとわからないことが多いです。やれやれ、これでピンヒールのパーツ作成はめでたしめでたし、ということですね。


仕上げ切削の加工直後修正前のパーツ保持用のランナーが太いバージョン。修正前のパーツ保持用のランナーが太いバージョンの3次元CGデータ。クールガールやTBLeague用のセクシーなピンヒールの仕上げ加工。修正前のパーツ保持用のランナーが太いバージョンの切削結果の現実部品。仕上げ切削の加工直後修正後の細いランナーのバージョンの3次元CGデータ。修正後の細いランナーのバージョンの3次元CGデータ。修正後の細いランナーのバージョンの切削結果の現実部品。修正後の細いランナーのバージョンの切削結果の現実部品。


クールガールの1/6サイズのジュエリーを作る

ビザールクイーンのロゴマークをパーツ化する3次元データの試作。ビザールクイーンのロゴマークをパーツ化するための3次元データの試作。ビザールクイーンのロゴマークをパーツ化するための3次元データの試作。ヒールパーツをCAM切削1mmのピンヒール品なサテン仕上げ、右はピカピカの鏡面仕上げの3次元データ。純銀製のベルトバックル用パーツの試作データ。左は上品なサテン仕上げ、右はピカピカの鏡面仕上げの3次元データ。XILIONをはめ込んだ場合のカラーシミュレーション。左からダイヤ、サファイア、ルビー。こちらは、スワロフの高輝度XILIONをはめ込んだ場合のカラーシミュレーション。左からサファイア、ダイヤ、ルビー。どれが、一番カッコいいでしょうかねえ?


     さて、ピンヒールが片付いたところで、次なる課題が見つかりました。今年から、”全員悪女”シリーズを新規に展開するわけですが、全身丸ごとフィギュア一体をワンオフ製作販売する企画です。そうしますと、当然、今、急ピッチで進めておりますハイヒールや、ブーツなどの足回りのアイテムがクールガールや、TBLeagueなどのボディに必要になるわけです。ところが、あと、もうひとつ重要なアイテムが抜けているのを、完全に忘れておりました。

     それは、1/6サイズのジュエリーとベルトです!お客様の声で、一部のお客様にご指摘を受けましたように、現状のビザールクイーンは、ウエスト周りが何か、寂しい!あるいは、クイーンなのだから、もっとジュエリーが必要だな、これは、広い意味で、イヤリング、ネックレス、ペンダント、ブレスレット、アンクレット、そして指輪をすべて含みます。これらのアイテムは、本当の意味でキラキラ煌くリアル志向の品質のものが1/6スケールでは、ほとんど存在していません。日頃、モデルたちを見ていても、何か、少し欠けているというか、足りないものがあると、感じていたのは、実にこれらの、些細なとても小さなアイテムたちだったのです。しかしながら、小さいくせに、リアル感をもたらすという点では非常に大きな影響を与える重要なアイテムでもあるわけです。フェミニンジャケットを着た、ビザールエアラインのスチュワーデスの胸のエンブレムバッジなんかも必要ですよね。着けているのと無いのとでは、リアル感がまったく違う。なぜ、どこも作らないのかなあ、、、。しかたないなあ、それならビザールクイーンで作るか。そんな、ノリです。いまのところ、ご覧のように、どんな質感に仕上げるか、スワロフの色を、ダイヤにするか、ルビーもハードクイーンぽいな、、、ああ、サファイアもクールなクイーンキャラには似合うなあ、などと、仮想空間内でシミュレーションをしているところです。CGといえども、ここまでリアルな画像で表現できるので、まるで実際の出来上がった商品のように見えますね!でも、現実空間では、まだできてないですよ~。

     いずれにせよ、”全員悪女”をワンオフ製作する上で、これらのアイテムの必要性を痛感しまして、現在、まずは、一番、必要なアイテムである、カッコいいベルト用のバックルを各種デザイン設計中なのです。基本的には、先日のヒールパーツを同様に、3次元CGでジュエリーデザイン形状をモデリング製作します。それから、純銀のシルバー999素材で作るものと、ブロンズまたは、銅素材でメッキ加工するものと、作るジュエリーのアイテムに応じてチョイスしていこうと思います。ただ、1/6サイズなので鋳造による製作を行なうか、他の方法をとるか思案中です。いろいろなデザインで、グラマラス&グリッターなものから、リベット系のハードテイストのものまで、1/1サイズのシルバージュエリーのリアルな世界をなんとか、1/6サイズの世界でも実現して、より楽しいクールガール、TBLeagueそして、ボークスのローストエンジェルのフィギュアの世界を愉しんでいただけるようにがんばります。

     ※おまけ情報。TBLのシームレスボディのビザールカスタム版ですが、最終製品確認のサンプル入荷待ちです。あともう、しばらくお待ちくださいね!