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クールガールを使ったビザールクイーンのクラブのママ同士のブラックジャックでの仁義無き戦い

　　　　　お気に入りのクールガールあるいは、ボークスのロストエンジェルなどの美少女系ドールを飾るとき、ビザールクイーンのクラブのママ同士がブラックジャックで仁義無き戦いを繰り広げるというシーン、これは実におもしろい設定です。当サイトでも、ビザールクイーンの意外な側面があるのではないかと、ちょっとコミカルに女王同士の戦いというイメージの撮影はぜひともやってみたいものでした。逆に言えば、ビザールクイーンのレザーウェアの魅力を引き出す方向性のひとつとして、ビザールクイーン同士の仁義無き戦いの構成はとても面白いんじゃないか。具体的にそれをブラックジャックというカードバトルのジオラマにして表現してみることにしました。

　　　　　現在、１/６サイズで、ブラックジャックのテーブルなどというのは100％確実に市販されていません。立案即、自作せざるをえないアイテム。それもフルスクラッチという大変な作業になります。これは、あきらめも早く、”無いなら、作れ”のビザールクイーン精神で速攻で自作！することにしました。

まずは、ブラックジャックのテーブルの資料を集める。

　　　　　さて、ブラックジャックといっても、007の映画などでよく見かけるのですが、実際にやったことも無いのでどういうテーブルが使われ、また表面の模様はどうなっているのかわかりません。そこで、まず、その資料をネットから探します。テーブルの形はいろいろありますが、正面にディーラー、まわりにプレイヤー3人の設定でシンプルな扇型のテーブルデザインに決定しました。

　　　　　次に、グリーンのラシャ地に施された模様というかデザインですが、これは、実際のものを参考にイラストレータで作画。さらに、そこにビザールクイーンのロゴマークを追加して、ビザールクイーンオリジナルのブラックジャックテーブルの感じにアレンジして仕上げます。
　　　　　
　　　　　データが完成したら、今回は転写方式で印刷します。これは、印刷するときに、デカール用の印刷用紙のかわりに、インレタ専用の用紙を使って印刷します。印刷自体は、紙に印刷するのと同じ感覚です。これをラシャ地に転写するために、用紙の上からこすります。ただ、プラスチックなどの硬い表面ではなくラシャという柔らかい生地の上に転写するため、こすってもうまく、転写できず苦労しました。


ホームセンターで木工材料を選んで自作する。

　　　　　2008年11月7日に、作業を開始。正確に扇状に切るために結局4ｍｍ程度の板を積層して張り合わせて作ることにしました。厚い板を特に、内側部分のくりぬきを綺麗に切断する木工技術は無いので…、レーザーで裁断することに。形状をイラストレータで作画したらそのまま、レーザーに板を置いてあとは、自動的に切ってくれます。

　　　　　さて、次にできあがったパーツをもとに、木工ボンドで接着して上の枠とラシャを張るための上テーブル、そして土台となる下テーブルを作ります。上枠にはレザーを巻きつけてリアル感をだします。この場合、スケール的にも、きめのこまかい、ラムレザーが最適です。


2008/11/7　上枠にレザーを張る①レザーで包んだら、端を綺麗に始末する。表側にシワが出ないようにして張り詰める。

　　　　　上の枠ができたら、ラシャ地を張った上テーブルをはめ込んで、土台となる下テーブルをその上に接着します。接着したら、上枠のレザーの端を使って下テーブルを包み込みます。その後、さらに上から化粧板としてレザーを張った板を貼り付けてテーブル部分は完成です。ブラックジャックテーブルは、このテーブル部分が一番メインです。あとは、脚部分を接着して完成です。脚部分は周囲にクールガールやボークスのフィギュアを置くことが出来るように、中央部に一本脚で支える形にしています。

ラシャ時を貼った上テーブルを枠にはめこむ下テーブルを接着して、レザーで包んでいく。全周にわたりレザーで包み込む一番メインとなるブラックジャックテーブルの完成

クールガールを使ったビザールクイーン専用のブラックジャックテーブル


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